今年で開催10年を迎えるファンドレイジング日本の概要
ファンドレイジング日本の概要を、以下にまとめてみました。
昨今のコロナの影響を受け、次回2020年の開催方針が大きく変更されるため、2つの観点で整理しています。
これまでの開催は、以下のように参加者が逓増傾向となっています。
注目すべきは、参加者の約45%が初参加という事実です。
初心者でも安心して参加でき、高い満足度を得られリピーターになることで、参加者が逓増している傾向が伺えます。
ファンドレイジング日本に参加者した方からは、様々な声があがっているようです。
ファンドレイジング日本のメリットとは?人生を変える学びや出会いがある
ファンドレイジング日本への参加で得られるメリットを、自分の体験談も交えて、以下にご紹介します。
豊富な成功事例が学べる
ファンドレイジング日本に参加することで、国内外のトップランナーのスピーカーから成功事例を学べます。
昨年度のファンドレイジング日本には、以下のような講師が参加しています。
- READYFOR株式会社代表 米良はるか氏
- 電通ソーシャル・デザイン・エンジン代表 並河進氏
- 第一勧業信用組合長 新田信行氏
- 国境なき医師団日本 ファンドレイジング部門ディレクター 吉田幸治氏
- 国公大学法人東京社会連携本部部門シニアディレクター 木村昭氏
- プラスソーシャルインベストメント代表 深尾昌氏
- 合同会社喜七代表 山元圭太氏
出典:https://jfra.jp/frj/index.html
ポイントは、主体的に学べる配慮がなされていることです。
講師からの話で、その場で気づきや学びが得られるだけでなく、セッション用の資料がオンラインで取得できるため、成功事例を反復、復習し自分のものにする事が可能です。
さらに、講師への質問をする機会も設けられているため、講師の経歴等を事前に調べて質問を用意することで、より充実した学びの機会が得られるでしょう。
視座が上がる機会が得られる
参加することで、私達はどう生きるべきか?仕事を通じて何を遂げるべきか?どんな社会を実現させたいか?といった根本的な問いを解決するためのヒントが得られる事も、大きな魅力の一つです。
FRJ2015のオープニングセッションの動画の動画をみていただければ、魅力の一部を感じていただけるかと思います。
特に、動画の5分05秒くらいから始まる、日本一、ファンドレイジングを広める事に貢献されている、日本ファンドレイジング協会の鵜尾さんのスピーチは必見です。
言葉・スキル・仲間等、人生が変わる出会いを得られる
私はファンドレイジング日本への参加によって人生が好転し、参加を重ねるごとに、豊かな知識と人の出会いに恵まれる事を実感しています。
- 初めてファンドレイジングという言葉に出会い、NPO業界へのキャリアチェンジの契機になった
- 成功事例と自分の実践を対比し、スキルアップの機会が得られた
- 同じチャレンジを続ける仲間に出会え、交流を深める機会を得られた
私にとって、ファンドレイザーとしてのスキルアップやキャリア形成を語る上で、ファンドレイジング日本の存在は、なくてはならないものでした。
- 法人営業のキャリアを活かして、NPO業界で資金調達できるという方法に初めて気が付く機会を得られた
- 遺贈寄付等の未経験分野の体系的な知識を得る事で、ファンドレイジングの手法の可能性を広げる事ができた
- 悩みやノウハウを共有し、励まし合う仲間を全国に見つけることができ、親交を深めることができた(関西から愛媛に遊びにいったこともあります)
ファンドレイジング日本のおかげで、様々な恩恵を受けていますので、ぜひ、みなさんも参加いただけたら嬉しいです。
デメリット
ファンドレイジング日本のデメリットとしては、費用が高い事が挙げられます。
昨年の場合、個人で通常参加で申込みされる場合、30,000円(税別)の料金が必要になります。
また、参加する人によっては、即効性のあるスキルや知識が習得できない可能性がある、という点もデメリットと捉えられるかもしれません。
成功事例を話す講師は、組織として数年間活動してきた実績や個人的な努力の積み重ねがあったからこそ、成果につながっているという事例も含まれています。
ですので、再現性が低い要素もある事を前提に、セッションを受講するようなスタンスがちょうどいいでしょう。
2020年ファンドレイジング日本への参加方法と割引の受け方
コロナの影響を受け、次回のファンドレイジング日本は、大きな変更を余儀なくされています。
詳細の変更点を、以下にご紹介します。
主な変更点
・オンライン化
過去10年間は対面イベントとして東京の駒沢大学等で開催されていましたが、2020年はコロナの影響を受けてオンラインのイベントに変更されるようです。
オンライン化はこの10年で初の試みで、運営も大変だと思いますが、時間と距離の制約を超えて、日本だけでなく世界各国から、ファンドレイジングのチャレンジを続ける方との繋がりが生まれる機会になることが期待されますので、今から参加が楽しみです。
・開催日程とプログラムが変更に
通常は2日間のイベントだったのですが、開催日程が9月5日(土)~12(土)と延長されることになりました。
上記に伴い、プログラムも変更され、
- リアルタイムで参加できるライブセッション
- 期間中限定で公開されるオンデマンド動画
- オンライン交流イベント
などで構成されるようです。
詳細は、日本ファンドレイジング協会の代表、鵜尾さんのビデオメッセージが含まれたページをご参考下さい。
申込み方法
申込み方法については、詳細未定ですが、公開され次第、情報を更新いたしますので、今しばらくお待ち下さい。
例年だと、オンラインでの申込が可能で、早く申し込んだり、団体で申し込むことで、割引が受けられる仕組みなどが存在しています。
まとめ
ファンドレイジング日本には、初心者だけでなく、ファンドレイジングに関心のある、全ての人が参加すべき魅力があります。
私も、講師として参加するかもしれませんので、ぜひ、一緒に参加しましょう。
ファンドレイジングの勉強方法を知りたい方は、ファンドレイジングの勉強方法について記載したページも併せてご参考下さい。
なお、ファンドレイジング日本の開催者である日本ファンドレイジング協会は、各地域やテーマごとに、ファンドレイジングに関心がある人が集うチャプターという制度を運営しています。
チャプターに参加することで、ファンドレイジング日本参加後、地元の方と参加した事で得られた事をシェアしたり、学びを深める仲間に出会うことができますので、興味がある方は、参加してみてください。
このブログを読まれた方が、ファンドレイジングについて、学び、チャレンジを行う機会に恵まれることを願っています。